➡ 1回目概要
経営者の意思やビジョン、及び企業経営を取り巻く環境分析から、現状における自社の問題・課題を
抽出します。
それに基づき、「事業改革」・「新事業展開」を進めていくための全体像を検討・イメージします。
【狙い・目的】
◎現状認識と取り組む目的・意義の明確化
◎「目指すべき姿」のイメージ設定
【内容概念図】
➡ ポイント説明
(1)経営環境の分析・把握
◆当オフィスより、下記に基づく経営環境(マクロ)の概要説明
・中小企業白書、ものづくり白書などのポイント
・ 第4次産業革命(AI,IoTなど)の動き
・その他のビジネス環境
◆貴社にとって特に認識すべき経営環境の抽出
(2)問題・課題の抽出、取り組む目的・意義の明確化
◆企業経営を取り巻くビジネス環境の状況、及び経営者の意思・ビジョンから、現状
における自社の問題・課題を抽出。
*「目的・意義」の明確化が事業改革/新事業展開に取り組む出発点。
(3)「目標とする姿」のイメージ設定
・・・具体的な目標は3回目に設定するので、今回は全体像の検討・把握という観点から
まずは「目標とする姿」のイメージを考慮します。
◆下表の様に「目指す項目」と、現状と未来についてイメージ。
目指す項目 | 現在 | 何年後 |
1、目標(売上高、等) | ||
2、企業の姿 | 下請け型 | 独立型 |
3、成功の基準 | ||
スターバックスの例
スターバックスは、「自己の本質」を知るために、次の様に問い続けました。 ・我々の目標は何か? そのため、顧客ニーズの徹底的な分析を行いました。分析対象を既存顧客に限定せず、潜在的な顧客や将来の顧客のことについても考え分析しました。 その結果、顧客が単にコーヒーを飲みたいのではなく、温かい雰囲気で迎えてくれる気持ちのよい場所でコーヒーを飲みたいのだということにいち早く気づきました。 そして、「コーヒーとの最高の出会い」を提供する商品に的を絞り、大人気のコーヒーチェーンとなりました。 『なぜみんなスターバックスに行きたがるのか?』 |