スタンダードコンサルティング 2回目ポイント

 ➡ 2回目概要

3C分析(自社・顧客・競合分析)で、自社の経営を左右する内部・外部の現状を分析し、自社の目的や戦略を成功させるためのカギとなる、主要成功要因(KSF)を抽出します。

【狙い・目的】
「現状分析」で自社の強み・弱み、外部環境の把握
飛躍するための条件を見つけ出す=KSF(主要成功要因)


【内容概念図】

       

 

➡ ポイント説明

  (1)自社分析

◆SWOT分析で自社の現状について分析

(例)長野県の広告代理店

好材料 悪材料
内部環境  <強み(Strength)>

土地勘による情報収集力
地元企業からの信用
営業力の高さ
スキー・温泉宿におけるシェアの高さ
広範な広告メニュー

 <弱み(Weakness)>

IT技術への取り組みの遅れ
営業範囲が狭い
新規顧客の獲得力
ローカルな広告媒体のみを取り扱う

外部環境  <機会(Opportunity)>

IT技術の発達
外国人観光客の急増
登山、キャンプ等のアウトドアブーム
温泉ブーム

 <脅威(Threat)>

ネット広告業の進出


◆クロスSWOT分析で戦略を検討

機会 脅威
強み 自社の強みで取り組むことができる事業機会は何か 自社の強みで脅威を回避できないか?他社には脅威でも自社の強みで事業機会にできないか
弱み 自社の弱みで事業機会を取りこぼさないためには何が必要か 脅威と弱みが合わさって最悪の事態を招かないためには

この分析によって自社の具体的戦略課題が明らかになり、事業の進むべき方向性が
明確になってきます。

 

  (2)顧客分析

①市場セグメンテーション

 種々の特性を持つ消費者を、同質なものに細分化(セグメント化)し、セグメント化した
様々な市場のうち、どの市場が自社に大きな影響を及ぼしうるかを考えます。

「顧客のセグメントを識別する基準」を参考に市場を細分化します。

②顧客の購買動機分析

顧客が製品を購入するのを決断する際、どのようなことを重視しているのかを分析します。
購買の目的は何か、なぜそのメーカーのものを選んだのか、使用しての評価などについて
検討します。

そして、購買動機のグループ化を行って相対的な重要性を評価し、競争上優位性が構築でき
る購買動機を考えます。

③未充足ニーズ分析

既存の製品やサービスによってはまだ満たされていない顧客ニーズについて分析します。
まだどんな問題や不満があるのか、改善すべき点はどこか、他社製品と比べてどうか、など
について考えます。

そして、問題のリストを作成し、その問題の重要度、頻発度、解決策があるかを基準に優先
付けを行います。

 

  (3)競合分析

競争優位性を構築するためには、「業界構造」の理解が必須です。
「ファイブフォース分析」はM・E・ポーターによって提唱された、業界の競争状態を決め
る「五つの要因」の構造です。

       

①業界内の既存の競争

 ②新規参入の脅威          

 ③代替品の脅威  

 ④売り手の交渉力 

 ⑤買い手の交渉力  

 

これら五つの要因を分析し、競争圧力の源泉を把握することによって、業界での自社の強み
と弱み、位置づけが把握でき、次にとるべきアクッションが明確になってきます。

 

  (4)主要成功要因(KSF)の抽出

自社分析、顧客分析、競合分析による自社を取り巻く内外の「現状分析」の結果から、自社
の目的や戦略を成功させるためのカギとなる要因を検討し抽出します。