スタンダードコンサルティング 5回目ポイント

 ➡ 5回目概要

練り上げた「事業戦略」を体系化し、自社のビジネスモデルを、現在、世界中の多くの組織
で幅広く活用されている「ビジネスモデルキャンバス」で表してみます。
また、事業計画の検討として、P/L(損益計算書)と損益分岐点の予測を行ないます。

【狙い・目的】
「事業戦略」の体系化 ⇒ ビジネスモデルの確立
「事業計画」の検討


【内容概念図】

 

 ➡ ポイント説明

(1)「事業戦略」の体系化

事業戦略を実現する「ビジネスモデル」を策定するため、まず、「ビジネスモデル4軸」を
定義します。
次に、「ビジネスモデルキャンバス」で、自社のビジネスの全体像を表現します。

「ビジネスモデルキャンバス」は、業種/業界や企業の大小を問わず、ビジネスを行う上で
考慮すべき最も重要な9つのコンポーネントから構成されています。

KP(Key Partners)
重要パートナー (経営資源を補完し、自社の活動に参画する外部の協力者)
KA(Key Activities)
主要事業活動(提供価値を生成するための主要な活動)
KR(Key Resources)
重要経営資源(提供価値の拠り所となる経営資源:ヒト、モノ、金、情報、チエ)
VP(Value Propositions)
提供価値(顧客のニーズやウオンツを満たす提案)
CR(Customer Relationships)
顧客との関係(どのような方法で顧客セグメントと関係を結ぶか)
CH(Channels)
チャネル(顧客に提供価値を届ける方法)
CS(Customer Segments)
顧客セグメント(自社が価値を提供したいと望む個人や組織)
CS(Cost Structure)
コスト構造( 事業運営する上で発生する金銭的なコスト:固定費、変動費など)
RS(Revenue Structure)
収益構造(提供した価値の対価として獲得する金銭的な価値)


はじめから、ビジネスモデルキャンバスの完全なものを作ることはできません。できあがっ
た最初のビジネスモデルキャンバスを土台に、修正・改善を繰り返して、ブラッシュアップ
しながら完成度を高めていくようにします。

これまで様々なビジネスモデルが生み出され活用されてきました。代表的なビジネスモデル
を紹介し、貴社の取り組みに当てはまるモデルを参考にしながら、ビジネスモデルキャンバ
スの最初のものを作成します。

事業内容によっては、ビジネスモデルキャンバスよりも、フローチャートや図式化した形に
した方が適している場合があります。その場合は貴社に適した形で体系化する方法を採用し
ます。


(2)「事業計画」の検討

①予測P/L(損益計算書)

向こう3年~5年間の各年度の売上目標を設定し、損益計算書を作成してみます。

 

②損益分岐点

利益を確保できる事業計画をするためには、固定費と変動費の中身を把握して損益分岐点の
イメージを明確にする必要があります。
重点的に強化する部分に適正な費用配分を行うなど、メリハリのある投資計画が求められます。

③シナリオプランニング

事業を取り巻くマクロ、ミクロの経営環境の将来像を幾種類か想定し、それに対応した事業計画の用意も必要です。
3種類位の売上シナリオに対応した事業計画も検討しておきます。